2008年2月22日金曜日

銀河

京都へ出張した帰路, 3月14日で運転をやめる寝台急行銀河を利用した. 以前銀河で下ったときの乗客は半分以下で, 車掌といつまで運転するのかなぁと話したりした. 運転打ち切りの直前ともあって今回は満員であった.

寝ながら聞く鉄橋を渡る響き, すれ違う列車の音, まれに停車する駅の物憂いアナウンス, 「おはようございます. 何月何日何曜何時何分です」という車掌の声で朝を知る. 独特の寝台列車の朝の雰囲気である.

子供のころから寝付かれない夜は今寝台列車で旅していると考えるとすぐ眠れた. 「銀河鉄道の夜」も何度も読んだ.

最近利用する寝台列車は函館からの帰りの北斗星ばかりだが, 利用回数の多いのは銀河であった.

新幹線を併走する路線で寝台列車を利用するのは, 物好きといわれても仕方ない. 能登は残っているし, これからは金沢へ向かう能登と函館から戻る北斗星をときどき利用するだけになりそうだ.

ついでに
英字新聞を読んだ人からアメリカでは洪水で何万という人が寝ていて流されたと聞いたがこのsleeperは寝ている人ではないらしい. sleeperは寝台車であると同時に線路の枕木のことでもある.

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