旧暦の1ヶ月は天体の月の朔から次の朔の前日までの約30日で, 冬至を含む月を11月とする. 従って冬至が11月のちょうど中間にあると, 翌月の12月の終りまで45日あり, そこが丁度立春になるから, 立春と旧正月が一致するわけだ.
冬至が11月の真ん中より前半に来ると, 立春は12月末より前で, 12月中に来ることになり, 年のうちに春が来てしまう.
そこで2000年から2019年までの旧正月の日付を調べてみた.
2000 2/5 〇 2001 1/24 2002 2/12 〇 2003 2/1 2004 1/22 2005 2/9 〇 2006 1/29 2007 2/18 〇 2008 2/7 〇 2009 1/26 2010 2/14 〇 2011 2/3 2012 1/23 2013 2/10 〇 2014 1/31 2015 2/19 〇 2016 2/8 〇 2017 1/28 2018 2/16 〇 2019 2/5 〇
この〇印が旧正月が立春2/4より遲い年である. 19年のメトン周期に10回あるから, 半分という確率は大体合っていた. なお上の表から1年立つと11日早まるのも読み取れる.
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